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症例:重度の出っ歯と凸凹(叢生)、八重歯の矯正治療例

2019.05.27
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】

お口を開けるのに抵抗があるほどの歯列でした

患者様へのご説明、治療プランの決定

患者様に満足頂く結果が嬉しいです!



みなさま、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は重度の出っ歯(上顎前突)、歯の凸凹(叢生)と八重歯(犬歯の低位唇側転位)を表側矯正で治療した症例をご紹介します。
以前ご紹介した治療例と類似しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。

症例:重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の治療例

K Braces矯正歯科ではすべての治療法に対応し、重度の症例も最短の期間で治療することが可能です。
※こちらの記事は今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
 

お口を開けるのに抵抗があるほどの歯列でした

▼こちらが術前の、お口の中の写真です
重度の凸凹と重度の八重歯がお分かりいただけると思います。

▼こちらは横からのお写真。
横からの写真では重度の出っ歯がよく分かります。
このままでは、歯列を改善した際に骨の上に歯を並べるスペースが足りないので、上顎の小臼歯を2本抜歯して治療を開始しました。
※上顎骨の突出が著しい場合は、上顎の歯のみを抜歯して治療を行うことがあります。
非抜歯を望まれる方が多くいらっしゃいますが、非抜歯にはメリットもデメリットもありますので、よく主治医とお話し合いの上お決めください。
 

患者様へのご説明、治療プランの決定

無料カウンセリングから診断を経て、患者様には丁寧にご説明をしていき、ご納得を頂けました。
こちらのご説明内容はとても重要な情報ですのでいつも掲載しています。お読みの方はぜひチェックしておいてください。
 
診断 上顎両側犬歯の低位唇側転位、上下顎重度の叢生、上顎骨の前方突出
治療法 上顎左右第一小臼歯の抜歯、表側の矯正装置による治療
治療期間 1年10ヶ月(通院回数22回)
治療費 表側全体矯正 ¥990,000-
抜歯2本 ¥22,000-
精密検査 ¥55,000-
※すべて税込表記です
リスク 治療中の虫歯の可能性、上前歯部の歯根吸収
副作用 治療中の矯正装置による口内炎、治療後の抜歯部位の後戻り

今回はかなり大規模な歯の移動となりますので、それに伴い、様々なリスクの可能性があります。それを十分に患者様にお伝えし、副作用についてもご理解頂いた上で治療を開始しました。

毎回思いますが、これらを患者様に十分にご説明し、互いに理解をすることが治療をする上で何より大切なことのひとつです。

患者様に満足頂く結果が嬉しいです!

▼治療後の写真です。
叢生や八重歯がすっかり目立たなくなり、ここまで整いました。

▼横からだと上顎前出(出っ歯)の改善の様子がよく分かります。
お口を閉じられた際の口元の出た感じも大幅に改善され、とても満足して頂くことができました。

治療期間は1年10ヶ月でした。
●抜歯とその後の凸凹の改善:8ヶ月
●抜歯したスペースの閉鎖:9ヶ月
●最終的な咬み合せと配列の調整:5ヶ月

このように適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、比較的短い治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
 

  今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。

 
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
 

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