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コラム

2021.10.20

非常に重度な歯の凸凹、転移歯と口ゴボ改善の治療例

執筆

K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長
林 一夫

医療法人社団デジタルデンティストリー理事長
日本矯正歯科学会認定医
日本矯正歯科学会指導医
日本顎関節学会専門医
日本顎関節学会指導医
デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター

3Dデジタル矯正のパイオニア。15年以上にわたり日本のトップドクターとしてデジタル矯正の普及・発展に注力。
研究者としても数多くの学術論文を発表し、高い国際的な評価も得ている。

みなさんこんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長の林一夫です。

今回は非常に重度の歯の凸凹と口ゴボの改善を行った症例をご紹介いたします。

※こちらの記事は今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください

多くの方が悩んでいる「口ゴボ」

今回の患者さまも口ゴボでした。

この「口ゴボ」という言葉は矯正の専門用語ではなく、数年前までは全く一般的ではありませんでした。

しかしこの状態を非常に的確にイメージできる言葉であったためか、急激に浸透し、一般的に使われるようになりました。

最近はもっともよく検索されるキーワードの1つにもなっており、実際に来院される患者さまが「口ゴボ」という言葉も使われます。

実際に口ゴボ治療をご希望で来院される患者さまは

  • お口が閉じにくい口唇閉鎖不全や歯槽性の上下顎前突
  • 重度の上顎前突
  • 下顎骨の後退症により相対的に口元が出ているように感じてしまう

などいろいろな症状を合わせ持っている場合も多く、現代の日本人女性の多くが当てはまると思われます。

歯の位置が入れ替わっている「転位歯」

また、今回の患者様は非常に珍しい重度の叢生の症状をお持ちでした。

治療前のお口の中の写真です。


上顎右側の犬歯と第一小臼歯の位置が完全に入れ替わって萌出しています。このような状態を転位歯といい、非常にまれな症状です。

 

治療前の横顔の写真です。

口元が出ている、いわゆる口ゴボの状態です。

口ゴボの原因は上下顎の前歯が大きく唇側に傾斜して生えてしまっているからです。

また口が閉じにくい状態(口唇閉鎖不全)の症状も認められました。

口ゴボ改善のため抜歯をしたが矯正用インプラントは使用しない

治療に関しましては、歯の凸凹の状態が重度であったため上下顎両側の第一小臼歯を歯を抜きました(抜歯しました)。

※上顎の右側は転移していたので特に抜歯の必要がありました。

口ゴボ改善のために歯を抜く(抜歯した)場合は矯正用インプラント(ミニスクリュー、アンカースクリュー)を使うことが多いですが、今回の患者さまは使用しませんでした。これについては最後に記述します。

患者様へのご説明、治療プランの決定

無料カウンセリングから診断を経て、患者様には丁寧にご説明をしていき、ご納得を頂けました。

こちらのご説明内容はとても重要な情報ですのでいつも掲載しています。お読みの方はぜひチェックしておいてください。

  • 診断:上下顎重度の叢生、上顎右側犬歯・第一小臼歯の転位歯、上下顎前歯の唇側傾斜
  • 治療法:上下顎両側第一小臼歯の抜歯、上下顎裏側矯正装置による矯正治療
  • 治療期間:2年
  • リスク:前歯部のブラックトライアングル、装置による口内炎
  • 副作用:治療中の発音への影響、治療後の凸凹の後戻り
  • 治療費:121万円(税込み:精密検査別)

※治療費は2021年9月時点のものです。

治療期間は2年でした

  • 抜歯とその後の凸凹の改善:6ヶ月
  • 抜歯したスペースの閉鎖:12ヶ月
  • 最終的な咬み合せと配列の調整:6ヶ月

 

治療後の口腔内写真です。

 


転位歯のところもきれいに整い、適切な歯並びとかみ合わせを獲得することができました。

下顎右側の第2大臼歯という奥の大きな歯が傾いて生えている症状もあったので、この部位の改善に時間がかかりましたが、計画通り約2年で治療を終えることができました。

治療後の横顔の写真です。

矯正用インプラントについて

一般的に、口ゴボ改善、特に抜歯をした場合は矯正用インプラント(ミニスクリュー、アンカースクリュー)を使用します。

その方が口ゴボの改善には効果的で治療も早く進むからです。

今回は使用しない方向でシミュレーションから行いました

しかし、今回の患者さまは口元をあまり後退させすぎたくないとのご希望がありましたので、矯正用インプラントを用いない方向で治療方針を固めてまいりました。

シミュレーションの段階で可能だと判断しました。

実際に矯正用インプラントを用いなくとも、治療によりある程度口が閉じやすくなったことで口唇閉鎖不全が解消し、イーライン(E-line)も改善しました。

前歯部の後退量が2.5 mmほどであったため、最終的に唇の位置は術前と比較して1.5 mmほどの後退量となりました。

患者さまとのお話し合いで治療方針を決めていきます

当院では矯正用インプラントを使った治療を行うかどうかの判断は、最終的に患者さんとのお話し合いで決めることが多いです。

矯正用インプラントを用いたほうが口ゴボの改善には効果的ですが、このように患者さまによってご意向は様々ですので、しっかりとお話し合いを行ったうえで最終的な判断を行っております。


一口に口ゴボ改善の治療といっても患者様ごとにいろいろなお考えやバックグラウンドがあり、それぞれの状況で最適な治療計画を立案することがとても大切です。

治療後にこのクリニックで治療してよかったと思っていただけるように不安を解消しながらしっかりと治療を進めることで良い治療が達成できると考えております。

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