症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の矯正治療例
2019.01.22
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
- 日本成人矯正歯科学会 認定医
- アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
- デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
- アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
【目次】
歯の凸凹の代表格「八重歯」は歯の健康のリスクも高まります
歯の凸凹(叢生)と八重歯の実際の矯正治療例
患者様へのご説明、治療プランの決定
治療後はこんなにすっきりスマイルに!
大まかな治療期間のご説明
みなさん、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は、歯の凸凹と八重歯が気になる方の矯正治療の効果についてお話したいと思います。
このコラムをご覧になって、自分に当てはまるかなと思った方はぜひカウンセリングにいらしてください。 それでは今回も、私が実際に治療した症例を見ていただこうと思います。
※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
この方は重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の改善をご希望され来院されました。
▼上顎の犬歯が八重歯になっているだけでなく、反対咬合になっている部分もありました。
凸凹の程度はかなりシビアです。
口腔内の写真を見ると、歯並びがかなり乱れていることがよくわかります。
そしてお話し合いの結果、この患者様は
※通常ですと第一小臼歯を抜歯する場合が多いのですが、この患者様は第二小臼歯に金属のかぶせ物があり、その歯を抜いてほしいとのご希望がありました。
※このような場合は矯正用のインプラントアンカー(ミニスクリュー)を用いることで最適な治療を行うことができました。
また、術前に副作用として予測されていた下顎前歯の隙間は最小限に抑えられました。
●抜歯とその後の凸凹の改善:5ヶ月
●抜歯したスペースの閉鎖:9ヶ月
●最終的な咬み合せと配列の調整:4ヶ月
適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、短い治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
歯の凸凹の代表格「八重歯」は歯の健康のリスクも高まります
歯の凸凹(叢生)と八重歯の実際の矯正治療例
患者様へのご説明、治療プランの決定
治療後はこんなにすっきりスマイルに!
大まかな治療期間のご説明
みなさん、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は、歯の凸凹と八重歯が気になる方の矯正治療の効果についてお話したいと思います。
歯の凸凹の代表格「八重歯」は歯の健康のリスクも高まります
歯の凸凹の治療を目的として来院される患者さんもたくさんいらっしゃいます。 その中でも八重歯を特に気にされている方も多いです。 かつては「可愛い」と言われた八重歯ですが、今では「歯並びの悪さ」の代表のひとつと取られるようになってきました。 また不規則な歯並びは、磨き残しのリスクも高くなりますので、歯の健康にも影響を与えます。このコラムをご覧になって、自分に当てはまるかなと思った方はぜひカウンセリングにいらしてください。 それでは今回も、私が実際に治療した症例を見ていただこうと思います。
※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
歯の凸凹(叢生)と八重歯の実際の矯正治療例
●治療前の状態です
▼今回の患者様の治療前の状態です。この方は重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の改善をご希望され来院されました。
▼上顎の犬歯が八重歯になっているだけでなく、反対咬合になっている部分もありました。
凸凹の程度はかなりシビアです。
口腔内の写真を見ると、歯並びがかなり乱れていることがよくわかります。
患者様へのご説明、治療プランの決定
このケースでも、無料カウンセリングで矯正治療に関する副作用およびリスク等の説明をしっかりと行いました。 以下がご説明の概要です。診断 | 上顎両側犬歯の低位唇側転位、上下顎重度の叢生、上顎側切歯のcross bite |
---|---|
治療法 | 上下左右第二小臼歯の抜歯、裏側の矯正装置による治療 |
治療期間 | 1年6ヶ月(通院回数18回) |
治療費 | 裏側全体矯正 ¥1,210,000- 抜歯4本 ¥44,000- 精密検査 ¥55,000- ※すべて税込表記です |
リスク | 治療中の虫歯の可能性、上下前歯部の歯根吸収 |
副作用 | 治療中の矯正装置による口内炎、治療後の抜歯部位の後戻り、下顎前歯部のブラックトライアングル(隙間)の出現 |
そしてお話し合いの結果、この患者様は
●抜歯あり(左右の第二小臼歯)
●裏側矯正
による治療を選択されました。●裏側矯正
※通常ですと第一小臼歯を抜歯する場合が多いのですが、この患者様は第二小臼歯に金属のかぶせ物があり、その歯を抜いてほしいとのご希望がありました。
※このような場合は矯正用のインプラントアンカー(ミニスクリュー)を用いることで最適な治療を行うことができました。
治療後はこんなにすっきりスマイルに!
▼八重歯と叢生が改善され、とてもすっきりとしたスマイルになりました。また、術前に副作用として予測されていた下顎前歯の隙間は最小限に抑えられました。
大まかな治療期間のご説明
治療期間は1年6ヶ月でした。およその内訳は以下となります。●抜歯とその後の凸凹の改善:5ヶ月
●抜歯したスペースの閉鎖:9ヶ月
●最終的な咬み合せと配列の調整:4ヶ月
適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、短い治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。