kawaii矯正®のコラム

矯正装置について 表側矯正装置

2018.10.03
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】

表側矯正装置の原型は100年以上前に開発されました
 
表側矯正装置は進化を重ねています




みなさまこんにちは!K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林 聡美です。

 

今回から数回に分けて、矯正装置に関するコラムを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

まず最初の回は、表側矯正装置の説明をいたします。何が最新かといいますと…よく見てください、結紮が必要ありません。スライド式のクリップがメインのワイヤーをしっかりとホールドしています。矯正装置の中でもおそらく最も用いられているポピュラーな装置が、この表側に着けるタイプの矯正装置です。

表側装置は一般的にマルチブラケット装置といわれています。

 

表側矯正装置の原型は100年以上前に開発されました

この写真は、マルチブラケット装置を用いたエッジワイズ法を考案したエドワード・ハートレイ・アングル先生です。
近代歯科矯正学の父と呼ばれる偉大な先生です。
このアングル先生が100年以上も前に開発した治療方法が、現在の表側矯正の基礎となっています。
その基本的な構造はほとんど変わらないものの、確実に進化を重ね、現在に至っています。
 

表側矯正装置は進化を重ねています

●昔の金属製の表側矯正装置

▼この写真は、金属製の表側のマルチブラケット装置です。

昔はこのタイプの装置しかありませんでした。ギラギラと目立ってしまう矯正装置、この印象がいまだに強い方も多いのではないでしょうか。

●セラミック製の矯正装置

▼この写真は、セラミック製の表側装置です。
金属と比べてかなり目立たなくなっています。

上下の装置をよく見ると、横に通っている太いワイヤーをそれぞれの装置にくくりつけるときにより細いワイヤーで結んでいます(結紮-けっさつ-といいます)。
 

●スライド式のクリップを用いた表側矯正装置

▼そしてこの写真が最新の表側装置になります。
何が最新かといいますと…よく見てください、結紮が必要ありません。スライド式のクリップがメインのワイヤーをしっかりとホールドしています。
結紮しないことで、ワイヤーとブラケットの摩擦抵抗が減り、歯の動きも少し早くなるといわれています。

▼クリップの部分を拡大してみました!
とっても小さな部品ですが非常に精密に作られており、それがしっかりとワイヤーを支えてくれています。
100年前に開発された器具が、このように進化を遂げているのを見ると感慨深いものがありますね。

 


  K Braces矯正歯科原宿駅前では、現在市販されているすべてのタイプの矯正装置に対応しております。
それぞれの患者様の状況やご希望にに応じて、総合的に判断し、最適な装置を提案させていただいております。
カウンセリングの際にはご遠慮なくご希望をおっしゃってくださいね!一緒に矯正治療方法を考えて参りましょう。


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