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口腔内環境を改善!免疫力を高め感染症リスクを下げましょう

2020.05.20
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • 日本成人矯正歯科学会 認定医
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】

お口の中は常に戦闘準備態勢!

常に開放されているお口は大変なのです

お口の環境が悪くなると自己免疫力が低下してしまう

歯周病や虫歯と自己免疫力の関係

歯列矯正と歯のクリーニングで免疫力を高める!

歯列矯正で免疫力を高める!

歯のクリーニングで自己免疫力を高める!



みなさまこんにちは!K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。

新型コロナウイルス対策で自己免疫力を高めることの大切さがクローズアップされています。
この「自己免疫力」は実は口腔内の環境と深い関わりがあります。
口腔内の環境を整えるためには私たちが身近に行なっている歯磨きや、歯医者さんで行うホワイトニングが深い関わりを持つのはもちろん、歯列矯正も決して無関係ではありません。

 

お口の中は常に戦闘準備態勢!

私たちは普段気づきませんが、身体のいろんなところが外敵と戦っています。
例えば怪我をしたとき、傷口から侵入しようとする外敵(ウイルス、細菌)を血液中の「白血球」がやっつけてくれます。
この白血球は免疫細胞として外敵と常に戦ってくれています。

常に開放されているお口は大変なのです

怪我は傷口が塞がればよいのですが、お口は常に開放されています。
つまり外敵(細菌やウイルス)が入り放題!
ですから喉の粘膜は常に免疫機能が働いており、休むことなく臨戦態勢を取っています。
 

お口の環境が悪くなると自己免疫力が低下してしまう

外敵と戦うのに大忙しのお口の免疫機能、お口の中自体の環境が悪くなってしまうとそれと戦うメンバーが必要となりますので、外敵と戦うメンバーが減ってしまいます。
新型コロナウイルス対策もお口の環境が大切!
ウイルスは身体の中に入って増殖しますが、それを防御するのが自己免疫力の役割。
新型コロナウイルスの対策もこれを万全にすることでリスクを低くすることができます。
 

歯周病や虫歯と自己免疫力の関係

例えば歯周病があるとそれと戦う必要がありますので、どうしてもウイルスなどの外敵と戦うメンバーは少なくなります。
虫歯が悪化して歯茎が腫れてしまったりしても同じことが言えます。

そうなると結果的に風邪などを引いた時に発症しやすかったり、症状が重くなってしまったりします。
このように意外と気づかないお口の中の状態、本当に大切なのです。
今日から積極的にケアをしていきましょう。
 

歯列矯正と歯のクリーニングで免疫力を高める!

お口の中の環境をよい状態に保つことで細菌やウイルス、もちろん新型コロナウイルスに対する免疫力も高めてくれます。
これについてはいくつかの最新の論文が発表されています。

https://www.nature.com/articles/s41368-020-0075-9
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11276757
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/dth.13310
 

歯列矯正で免疫力を高める!

歯並びが悪いと歯磨きの磨き残しが多くなりがちで虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
歯並びを整えることでより口腔内環境を整えやすくなりますので、どうしても歯磨きが上手にできない方は一度矯正歯科のカウンセリングをお受け頂いても良いでしょう。

こちらは矯正治療前後の歯茎の状態の一例です(上が前、下が後です)。

歯並びが良くなったことで口腔内清掃が行き届き、ひきしまった健康的な歯茎を獲得することができます。
当クリニックでは無料のカウンセリングがございますのでお気軽にご予約ください。
 

歯のクリーニングで自己免疫力を高める!

当クリニックでは矯正治療中でも歯のクリーニングやブラッシングの指導を行っております。

歯科医院でのクリーニングはご自宅ではできないものですし、普段のブラッシングは歯の健康を維持するために非常に大切なので、必ず指導をさせていただいております。
 

<通院中の方>

ご希望の方にクリーニングを行っております。クリーニングの準備等がございますのでご予約の際にクリーニング希望の旨をお伝えください。
また、矯正治療開始当初にブラッシングの指導をしておりますが、こちらもご希望があればその都度指導をしております。
忘れてしまった、再確認したいという方はご予約の際に希望の旨をお伝えください。
 

お口の中のことを改めてよく考えましょう

お口の中の環境と身体の健康は密接な関係にあります。
これを機会に改めてお口の環境を整えることをみなさまに考えていただければと思っています。
   
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
 

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