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症例:上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の矯正治療例(治療期間6ヶ月)

2019.01.25
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】

上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の実際の治療例

患者様へのご説明、治療プランの決定

6ヶ月でこんなに綺麗になりました!

大まかな治療期間のご説明



みなさん、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林 聡美です。 今回も、私が実際に治療を行った症例をご紹介します。
 

―治療期間は短く、抜歯しないという患者様のご要望を叶えました。―

K Braces矯正歯科原宿駅前では「最短6ヶ月の治療期間」で矯正治療が行えることをホームページ上に記載しておりますが、実際に6ヶ月で治療が終了した症例をご覧下さい。 また、一般的には抜歯して治療するところを非抜歯で行う場合の治療方法としても、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
 

上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の実際の治療例

●治療前の状態です
この患者様は、上下前歯の凸凹(叢生)と前歯が開いていること(開咬)の改善をご希望され来院されました。
▼こちらが患者様の治療前の状態です。
通常、叢生と開咬がどちらも認められる場合、歯を抜いて治療を行うことが多いのですが、患者様のご希望で歯を抜かずに治療することになりました。 しかしこのまま歯をならべてしまうと、前歯が唇側に傾いてしまい出っ歯になり、また開咬も治すことが難しくなります。
 

患者様へのご説明、治療プランの決定

無料カウンセリングを行った結果、以下の副作用やリスク等のご説明をすることになりました。
診断 前歯部開咬、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜、上下顎中等度の叢生
治療法 非抜歯、表側の矯正装置(前歯部のみの部分矯正)による治療
治療期間 6ヶ月
リスク 治療中の虫歯の可能性、IPRによる知覚過敏
副作用 治療中の矯正装置による口内炎、治療後の開咬の後戻り
この様な状態で抜歯をしない場合は、歯と歯の間を薄いヤスリのようなブレードで削ることで隙間を作り、歯を並べていくことが必須となります(ディスキングまたはIPRといいます)。

また、輪ゴム(顎間ゴム)を併用して咬みあわせを改善していきます。
 

6ヶ月でこんなに綺麗になりました!

歯の凸凹、前歯の空いた状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。
ご希望通り非抜歯、そして前歯部の部分矯正、また最短の治療期間を実現したことで患者様には大変満足していただきました。
※保定装置(リテーナー:矯正治療後の後戻りを抑える装置)は、裏から細い針金で固定するFixed Retainerを用いています。

▼治療後のお口の中の写真です。
 

大まかな治療期間のご説明

治療期間は6ヶ月でした。
歯の凸凹の改善:2ヶ月
最終的な咬み合せと配列の調整:4ヶ月
適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、わずか6ヶ月の治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
 

  今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。
 
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
 


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