【まだ間に合う?】30代から始める歯科矯正について専門家が解説
2022.09.07
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
- 日本成人矯正歯科学会 認定医
- アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
- デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
- アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
【目次】
30代で矯正治療しようと思ったきっかけは?
大人の歯科矯正、3つの懸念点とは?
・歯科矯正に掛かる費用
・歯科矯正に掛かる期間
・歯科矯正中の痛みや見た目
大人の歯科矯正のメリット5選
・虫歯や歯周病のリスクを減らせる
・見た目のコンプレックスを解消し自信が持てる
・健康維持に役立つ
・成長による制限を受けない
・モチベーションを維持しやすい
歯科矯正を始めるタイミングとは?
歯科矯正は大人になってからでも遅くない!
まとめ
みなさんこんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前院長の小林 聡美です。歯科矯正で歯並びをきれいにしたいけれど、30代から矯正を行うのは遅いのではないか、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、歯並びを整えるには30代から歯科矯正を始めても全く問題ありません。
本記事では、30代から歯科矯正をする多くのメリットとは何か、大人になってからの歯科矯正への悩みや気にしがちな点などを紹介します。
30代で矯正治療しようと思ったきっかけは?
30代で矯正治療を始めようと思った方の主なきっかけには、どのようなものがあるのをみてみましょう。歯科矯正を始めるきっかけは共通するものもあるかもしれません。・かみ合わせや歯並びの悪さを周囲から指摘された
・歯磨きをしても磨ききれず歯周病になった
・年齢を重ねるごとに歯並びが悪くなってきた
・知人が歯科矯正をしてきれいになっているので自分もやりたくなった
・就職活動の前に歯並びを整えて面接時の印象を良くしたい
・結婚式を控えているので歯並びをきれいにしたい
歯並びを整えることで自分の顔の印象を良くしたい、というのも一つのきっかけです。むしろ、30代だからこそ歯並びの悪さを改善したいという想いが伝わってきます。
大人の歯科矯正、3つの懸念点とは?
歯科矯正をしたい気持ちはあるものの、何らかの不安があって踏み出せない方も多いです。踏み出せない一番の理由は、歯科矯正に必要な費用という方が多いです。
その他には、歯科矯正に掛かる期間や科矯正中の痛みや見た目の心配などが挙げられます。
ここでは懸念として挙げられることが多い3つについて詳しく説明していきます。
●歯科矯正に掛かる費用
歯科矯正は、公的な医療保険が適用されない「自由診療」です。保険適用外の治療費は全額自己負担になるため、一般的な歯科治療に比べると高額になります。しかし矯正費用は症状によって大きな幅があるため、一概にすべての方が高額になるわけではありません。
歯科矯正治療の費用の総額は、30~150万円程度が相場です。治療費に大きな幅があることがわかります。
理由として、症例ごとに矯正に必要な材料や技術、治療期間などが変わることや、歯科医院やクリニックによって歯科矯正の価格設定が決められることが挙げられます。
そのため実際に歯科矯正に掛かる費用は、歯科医に相談しなければ明確に把握できません。
予算を知るには前もって確認しておくと良いでしょう。当院の主な矯正歯科治療方法と費用について詳しく知るには以下の記事を参考にしてください。
しかしながら、極端に安い費用を謳っているクリニックは、しっかりとした治療が受けられない場合が多いです。また、一見安く見えても最終的に費用がかさみ割高になってしまうクリニックも多く存在します。しっかりと見極めて治療を開始しないとお金と時間の無駄になってしまいます。基本的に30万円程度で適切な矯正治療を受けることは難しいと考えてください。
K Braces矯正歯科原宿駅前ではトータルフィーシステムを導入しており、最初に決まった金額から追加の費用はありません。安心して治療を受けていただけます。
≫≫K Braces矯正歯科の治療方法と費用について
●歯科矯正に掛かる期間
歯科矯正は治療期間が他の歯科治療に比べて長期になるという特徴があります。大人の歯科矯正に掛かるおおよその期間は、1年~3年程度が目安です。歯科矯正の期間とは、矯正装置を使用して歯を動かし、歯並びが整うまで治療を行う期間のことです。ただし、歯並びの症状や治療方法は一人ひとり異なるため、矯正に掛かる期間も変わります。歯科矯正に掛かる期間の目安は、あくまで平均的な治療期間として参考にすると良いでしょう。
噛み合わせ治療は、噛み合わせが安定するまでに少なくとも1〜3年の期間を要しますが、軽微な症状の場合は噛み合わせ治療をせず、部分矯正による治療が可能です。部分矯正であれば、矯正に掛かる期間は数カ月〜1年程度と比較的短くなります。また矯正を行う年齢や使用する強制装置の種類によっても治療期間は変わります。
しかしながら、部分矯正にも大きな問題があり、矯正専門医でしっかりと診断・治療方針を決定してもらうことが大切であり、一般歯科クリニックで行った部分矯正治療は失敗していることも多いのが現状です。
●歯科矯正中の痛みや見た目
歯科矯正をしたくても、治療中の痛みが不安で踏みとどまってしまう方も多いのではないでしょうか。歯科矯正の治療で痛みが起こるのは、ワイヤーなどの矯正装置が口内に当たり装置が口内を傷つけている場合や歯が動くときです。また、矯正装置が原因で食事中に食べ物を噛んだときに痛むこともあります。ただし、痛みを感じることはあっても、矯正装置を装着してから3~4日程度で24時間ずっと痛みが続くわけではありません。
矯正中の痛みには、要因ごとの対処法を施せば痛みを和らげることが可能です。例えばワイヤー矯正はマウスピース矯正よりも矯正装置が口内に当たりやすいです。この場合、矯正用ワックスを使うと痛みが和らぎ口内予防にもなります。歯が動くときの痛みには冷やすのが効果的ですが、冷やしても我慢できないほど痛む場合には薬を飲む方法もあります。また、食事中に咀嚼することで痛みを感じるときは、あまり噛まなくても食べられる、柔らかい料理やスープなどを選ぶと良いでしょう。
K Braces矯正歯科原宿駅前で行っているデジタル矯正は、患者様ごとのオーダーメイドのカスタムワイヤーを用いています。このワイヤーは小さな力で効率よく歯を動かすことが出来、痛みの軽減にも大変効果的です。
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また、矯正装置の見た目が気になるという方は、見た目が目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正を選択する方法もあります。表面矯正よりも矯正装置が目立ちにくい矯正方法について、それぞれのメリットや費用、期間などは以下のとおりです。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を付けて歯並びを整える矯正方法です。表面矯正に比べて目立たないのが大きなメリットです。また表側矯正では矯正中に誰かと外食へ行くと、どうしても装置に食べかすが挟まっていないか、周りに変に見られていないか気になってしまいます。しかし裏側矯正ならそうした食事中の見た目を気にする心配がありません。
ただし、従来の治療法では裏側矯正は表面矯正よりも治療期間が長く治療費が高くなるため、一般的には120~200万円程度と費用が比較的高額になります。表側矯正の治療期間は1~3年程度なので、裏側矯正は少なくとも3年は掛かることが多い傾向です。ただし、元々の歯並びによっては1〜2年で治療できることもあります。また、舌に当たると治療初期に違和感があることや発音がしにくい点にも注意が必要です。
K Braces矯正歯科原宿駅前では、最新のデジタル技術を使った裏側矯正で大幅な治療期間の短縮を実現しています。裏側矯正をしたいけど治療期間をできるだけ短くしたい、という方はお気軽にご相談ください。
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Better technology for better smiles. 私が好きな言葉です。(院長 小林)
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明な矯正装置を歯に被せて矯正を行う方法です。ワイヤー矯正など、矯正装置を歯の表面に固定するよりも目立たなくなります。そのため、マウスピース矯正は歯科矯正中の見た目が気になる方に向いています。矯正の度合いが軽度~中度の場合に効果を発揮しやすく、動かしたい歯をピンポイントで治療できることが特徴です。マウスピース矯正の費用は80~100万円程度が目安になります。マウスピースは取り外せるため、歯磨きの際にも気になりません。ただし、マウスピースを外す時間が長くなると矯正効果に影響が出るため、取り外す時間はなるべく短くするのがコツです。マウスピース矯正の矯正期間は、症状によって大きく異なりますが部分的な矯正であれば数カ月程度、全体矯正の場合は1~2年半程度が目安です。
大人の歯科矯正のメリット5選
大人になってから歯科矯正をすることに悩んでいる方は、どのようなメリットがあるのかをチェックすると不安が軽くなるでしょう。ここでは、30代から始める歯科矯正でどのようなメリットがあるかをご紹介します。
大人になってからかかりやすい虫歯や歯周病のリスクが減り、良く噛めるようになります。見た目のコンプレックスも解消でき自信が持てるようになるでしょう。他にも、成長による制限を受けない、モチベーションを維持しやすいといった大人ならではのメリットもあります。
●虫歯や歯周病のリスクを減らせる
誰しも年齢を重ねるにつれて歯周病のリスクは増えていきます。歯並びが悪いと隅々まできれいに磨くのがそもそも難しいため、虫歯や歯周病のリスクはさらに高まるのです。歯科矯正で歯並びがきれいになると、これまで歯ブラシが届かなかった箇所もしっかり磨けるようになります。口腔ケアをしやすくなる結果、虫歯や歯周病などの口腔トラブルのリスクを減らせます。
また、歯並びを整えると汚れの磨き残しが減るため、口臭の予防や改善にも役立ちます。長期的にみれば、歯並びを整えることが口内の衛生を維持することにもつながるでしょう。
●見た目のコンプレックスを解消し自信が持てる
歯科矯正の大きなメリットは、歯並びの悪い方が感じているコンプレックスを解消できることです。歯並びが悪いと相手に与える印象が気になり、自分に自信が持てず自然に笑えなくなるという悩みにもつながります。悩みが深刻になると、見た目だけでなく精神的にも良くありません。歯科矯正によって歯並びが悪いというコンプレックスが解消されれば、自分に対して自信が持てるようになるでしょう。また、歯並びが悪くて滑舌が悪かった方は、会話がスムーズになることで仕事や生活に良い影響が出ることも期待できます。
治療前
治療後
K Braces矯正歯科原宿駅前の治療例です。治療前後のスマイル写真を示しています。歯並びがきれいになると笑顔に自信が持てるようになります。
矯正治療の心理的な影響も研究されており、「矯正治療して良かった」と答えたのは男子患者89.0%, 女子患者88.6%, 男子患者の保護者96.2%, 女子患者の保護者94.2%と報告されています。
参照:
不正咬合・矯正治療が及ぼす心理的・機能的影響 : 岡山大学歯学部附属病院矯正科におけるアンケート調査
●健康維持に役立つ
歯科矯正で歯並びが整うと噛み合わせが良くなるため、食べ物をしっかり噛めるようになります。その結果、食べ物が細かくすりつぶされ消化しやすい状態になるため、それまでよりも胃腸への負担が軽くなることも期待できるでしょう。便秘と下痢を繰り返すなど胃腸の不調に悩んでいた方は、矯正後に軽減する可能性もあります。80歳で20本以上の歯がある人は、嚙み合わせが安定し何でも食べられるという調査結果もあります。長期的にみても、歯並びや嚙み合わせが全身の健康維持に影響していることは見逃せない要素です。
また、歯並びがきれいになり見た目が良くなると、性格が前向きになります。その結果自律神経にも良い影響を及ぼして体の不調が改善されていくケースも多くあります。
●成長による制限を受けない
大人になるとあごの成長が止まるため、30代で歯科矯正を始めることで得られるメリットもあります。子どものあごは成長過程にあるため、矯正を始めた時点で、その成長を予測しながら計画を立てなければなりません。予定していた計画と実際の成長の度合いがずれていれば、計画を変更しながら治療を進める必要があります。あごの成長が止まっている大人の方が、より正確に矯正のスケジュールを立てやすいのです。また、歯科矯正で使用する装置の扱いについても、大人の方が歯科医の説明を理解しやすくスムーズに自宅で使うことができます。大人はあごの骨の形によっては外科手術や抜歯などの処置が必要になるケースもあります。そうした矯正装置以外での処置が発生した場合も、大人の方が説明や処置がスムーズに進められます。
●モチベーションを維持しやすい
矯正中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、いつも以上に家でのメンテナンスが必要です。そのため歯科矯正に対してある程度、積極的であるほうが虫歯や歯周病の予防がしやすいです。子どもの場合は自分の意思ではなく、親に言われて歯科矯正を始めるなどのケースが多いため、モチベーションを維持しにくいです。
30代から歯科矯正をするということは、自らが治療を検討し、歯科矯正を開始するケースがほとんどです。自身の悩みを解消したいという意思があるため、モチベーションを維持しやすくなります。
歯科矯正を始めるタイミングとは?
先述したとおり、歯科矯正を始めるきっかけは、周りから指摘されたり、自身の歯並びの悪さが気になるようになったタイミングなどさまざまです。
結婚や転職など、人生の転機となる大きなイベントが控えている方が、それまでには歯科矯正を終えるように始める方もいます。
歯科矯正を始めるタイミングとしては、そうしたきっかけをスタートとしてもよいでしょう。
ただし、元々歯並びに悩みがある方は、なるべく早く歯科矯正を始めることをおすすめします。
歯科治療の中でも、歯科矯正は治療終了までに比較的長い期間が必要になります。悩みを早期に解消するためには、余裕を持って治療を開始するのがおすすめです。虫歯や歯周病がある場合は、治療して口内を健康な状態にしてから矯正を始めることになるため、期間はさらに長くなる傾向があります。
歯科矯正は治療方法もいくつかあるため、予算や治療期間なども合わせて、どのような治療計画を立てられるのか、医師と相談しながら決めましょう。
歯科矯正を始めるタイミングや治療方法など詳しい内容を知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
≫≫人生の転機は最高の笑顔で
歯科矯正は大人になってからでも遅くない!
「歯科矯正をしたいけど30代からでもできるのか」と悩んでいる方に伝えたいのは、大人になってからでも十分治療する価値があることです。むしろ、大人になってから始める方が多くのメリットを得られるでしょう。子どもよりも治療計画を立てやすく主体的に治療に取り組める大人は、矯正治療がスムーズに進みます。とはいえ、歯科矯正の費用や期間などが分からないと不安になるかもしれません。まずは、気軽にクリニックに相談してみることから始めるのも良いでしょう。
まとめ
治療期間が長い歯科矯正は、始めるなら早いに越したことはありません。自分の歯並びの状態や必要な費用、期間、治療方法などについて、まずは医師に相談してみるのが良いでしょう。当院は、最新技術の3Dデジタル矯正により、痛みの軽減や矯正期間の短縮が可能です。口内を3Dモデルで見える化することで、より詳細な矯正治療のシミュレーションをしています。「kawaii矯正」なら、見た目にもおしゃれで矯正治療にも前向きに楽しめるでしょう。
また、当院ではオンラインと対面の無料カウンセリングを何度でも受けられます。歯科矯正に不安や悩みをお持ちの方は、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
≫≫カウンセリングの無料相談はこちらから!
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。