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症例:上下前歯の凸凹(叢生)のマウスピースによる矯正(治療期間6ヶ月)

2019.01.31
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】

最短6ヶ月で治療を行えるデジタル矯正システム

短期間での治療をご希望で非抜歯を選択

患者様へのご説明、治療プランの決定

6ヶ月でこの歯列になりました

患者様のご希望を叶えた治療でした



みなさん、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
K Braces矯正歯科原宿駅前では、最短6ヶ月の治療期間で矯正治療が行えることをホームページ上でも書かせていただいております。
 

最短6ヶ月で治療を行えるデジタル矯正システム

前回は開咬の症例で、部分矯正により6ヶ月で治療が終了した症例をご覧頂きました。
こちらもぜひ参考にしてください。

コラム 症例:上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の矯正治療例(治療期間6ヶ月)

ここでご紹介する私が治療を行った症例は、マウスピース型矯正装置による矯正治療(インビザライン)により6か月で治療が終了したケースです。

※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
 

短期間での治療をご希望で非抜歯を選択

この患者様は、歯の凸凹の改善をご希望され、来院されました。上下顎前歯に比較的大きな凸凹(叢生)が認められました。

▼こちらが術前の患者様の口腔内写真です。

 

 

患者様へのご説明、治療プランの決定

まず、患者様とリスクや副作用などについてのお話を入念に行います。
 
診断 上下顎中等度の叢生、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜
治療法 非抜歯、マウスピース型矯正装置による矯正治療(インビザライン)
治療期間 6ヶ月(通院回数6回)
治療費 マウスピース矯正 ¥1,100,000-
精密検査 ¥55,000-
※すべて税込表記です
リスク 前歯部のブラックトライアングル、装置による口内炎
副作用 治療中の発音への影響、治療後の凸凹の後戻り
 
抜歯による治療も検討したのですが、患者様の「治療期間をできるだけ短くしたい」という強いご要望がありました。

ですので非抜歯とし、ディスキング(IPR:Inter Proximal Reduction)を行い、インビザラインによる治療を行いました。
 

6ヶ月でこの歯列になりました

▼こちらが、6ヶ月の治療期間を終えた口腔内の写真です。

 
歯の凸凹、前歯の咬み合わせの状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。

叢生の改善とIPRによるスペースの閉鎖 4ヶ月
最終的な歯並びとかみ合わせの微調整 2ヶ月
 

患者様のご希望を叶えた治療でした

歯を抜くことなく、短い治療期間で、さらにマウスピース型矯正装置による矯正治療(インビザライン)により、今回の結果を実現したことで患者様には大変満足していただきました。

そして術前に予想されていたブラックトライアングルの出現は、最小限に抑えられ、正確に歯並びを整えることができました。

適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、インビザラインによりわずか6ヶ月の治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
 

  今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。
 
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
 


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