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マウスピース矯正(アライナー矯正)とは?事前に知っておきたい治療できない事例4選もご紹介

2022.07.04
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • 日本成人矯正歯科学会 認定医
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】
・目立たない
・取り外しできる
・口内の違和感が少ない
・通院回数が少なくていい
・金属アレルギーの人でも大丈夫
・1日20時間以上つける必要がある
・歯並びによってはできないことがある
・紛失しないようにする
・衛生面に気を遣う必要がある
1.重度の出っ歯・受け口・叢生
2.重度の歯周病・虫歯がある
3.抜歯が必要になる場合
4.インプラントが入っている

マウスピース矯正(アライナー矯正)は、専用のマウスピース型矯正装置を使用して歯列を改善する治療方法の1つ。歯並びの精密な3Dシミュレーションデータを元に作成された、「シュアスマイルアライナー」「インビザライン」と呼ばれるマウスピース矯正システムを使用して治療を行います。

マウスピース矯正は目立ちにくく、口内の違和感が比較的少ないのが魅力です。表側に装着されたワイヤー矯正のような、明らかに「矯正している」という印象を持たれにくいので、目立ちにくい歯列矯正として人気があります。ただし、「痛い」「やったけど後悔した」といった悪い口コミが気になって、マウスピース矯正をするかどうか迷っている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、マウスピース矯正の概要やメリット・デメリット、治療に要する期間や費用の目安、治療の流れを解説します。マウスピース矯正に興味がある方や治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
 

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、従来のワイヤーやブラケットを使用したワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピース矯正装置を使用して歯並びを改善していく矯正方法です。詳しくは後述しますが、表側に装着されたワイヤー矯正のように矯正している感が出にくいのが魅力です。また取り外しができるので、食事中はマウスピースを外すことでいつも通りに食事が楽しめます。矯正中も比較的ストレスの少ない治療がしたい、見た目を気にせずいたいという人に、おすすめの治療法です。

マウスピース矯正装置で現在よく用いられているのが、シュアスマイル・アライナーインビザラインと呼ばれる装置です。矯正装置は治療後の歯並びを正確にシミュレーションした「3Dデジタルデータ」を元に作製されます。各ステージに合わせてマウスピース(アライナー)を付け替えることで少しずつ歯並びを動かし、治療を段階的に進めていきます。患者の症状より異なりますが、矯正完了までに要するマウスピース(アライナー)の数は40~50枚程です。
 

メリット

マウスピース矯正は、装着していて目立たない・患者自身の手で取り外しが可能・口の中の違和感が軽減できるなど、複数のメリットがあります。それぞれの詳細をポイントごとに解説します。
 

●目立たない

マウスピース矯正装置の最大のメリットは、何といっても目立たない点です。シュアスマイル・アライナーやインビザラインは透明なプラスチック素材で作成されているため、日常生活で装着していても他の人には気づかれにくいです。特に営業職や接客業など、人前で話すことが多い職業に従事している人にとっては大きなメリットです。

その点、表側のワイヤー矯正では多くの場合、歯の表面にブラケットという器具を取り付けてワイヤーで引き締めるため、口を開くと装置が目立ちやすい欠点があります。誰かと一緒に会話したり食事したりする際などは、相手の視線が気になりがちです。しかしながら、歯の裏側に装置を付ける裏側矯正は、マウスピースと比較しても、もっとも目立ちにくい矯正方法です。

マウスピース矯正装置を使った治療も、技術的に進化してきているので、矯正治療を受けている事実を周囲に気付かせないまま、自然に歯並びを改善できます。
 

●取り外しできる

シュアスマイル・アライナーやインビザラインは取り外し可能なため、矯正治療で患者にかかる負担が軽減されます。歯磨きを行う場合や食事の際は、簡単に取り外せます。

いつもどおりに食事を楽しめるのが、マウスピース矯正の何よりの魅力です。従来のワイヤー式装置のように食物が絡み付いたり挟まったりする心配もなければ、特定の食品や飲料の飲食を禁じる食事制限もないため、快適な食生活の維持に役立ちます。

歯磨きの際も、装置を外して歯ブラシやデンタルフロスなどを使用できます。口腔内の衛生が保たれれば、虫歯や歯周病などの病気予防につながります。
 

●口内の違和感が少ない

マウスピース矯正装置は薄く、表面もツルツルとして滑らかなため、口腔内の皮膚や舌に当たる感じが比較的少ないのが特徴です。突起が多く厚みがあるワイヤー矯正用の装置と比べて装着時の違和感が少なく、舌や口腔内の粘膜を傷つけるリスクも軽減できます。

装着した当初は特有の違和感がありますが、表側のワイヤー矯正に見られる独特の金属感と比べると比較的自然です。また、最初は多少の発音のしづらさや滑舌が妨げられる感覚があるかもしれませんが、次第に薄れていくことがほとんどです。
 

●通院回数が少なくていい

マウスピース矯正の場合、通院回数が少なくて済むのも大きなメリットです。通院頻度は医院にもよりますが、1カ月半から2カ月に1回程度に抑えられます。

ワイヤー矯正の場合、重度の不正咬合の治療にも対応できるなどのメリットがある一方、おおよそ4週間に1回の割合で通院して、歯科医師からワイヤーの調整を受ける必要があります。

通院回数を少なく抑えられるマウスピース矯正は、仕事や家庭などで多忙な人に向いている治療方法です。

K Braces矯正歯科原宿駅前で行っている3Dデジタル矯正では、ワイヤー矯正の場合でも通院回数を少なくすることが可能です。マウスピースで治らない重度の症状の場合はとてもお勧めです。
 

●金属アレルギーの人でも大丈夫

シュアスマイル・アライナーやインビザラインはプラスチック製の矯正装置なので、金属アレルギーがある患者でも使用できます。重篤な症状に発展する恐れもなく、安心して治療に専念できます。

一般的なワイヤー矯正では装置に金属が使用されているため、金属アレルギーを持つ患者が装着すると、口内の皮膚が接触した部分にアレルギー症状が現れる場合があり、矯正治療が困難になります。特に重度の金属アレルギーがある場合は要注意です。
 

デメリット

マウスピース矯正には、治療中の見た目や通院頻度など、患者にとってメリットになることが複数あることがわかりました。一方で装着時間が長い、紛失の恐れがあるなど、デメリットもあります。ここからは各デメリットをポイント別に解説します。
 

●1日20時間以上つける必要がある

マウスピース矯正では、装置を1日20時間以上装着する必要があります。また、いったん治療を始めたら毎日装着し続ける必要があるため、基本的に「装着を休む日を設ける」などといったことはできません。十分な装着時間を確保できるかどうかは、患者自身の日々の努力にかかっています。

ただし、一度装置を装着したら取り外しできないワイヤー矯正に比べると、食事の際に装置を取り外しできるマウスピース矯正の方が普段の生活での自由度は比較的高いと言えるでしょう。
 

●歯並びによってはできないことがある

マウスピース矯正では、歯並びの複雑性・口腔の状態によっては治療が困難な場合もあります。マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも適応可能な症例の範囲が限定されます。従来の矯正技術に加えて、新たな知識や技術を習得する必要性から、専門的な教育を受けていない歯科医師では対応できない場合もあります。

例えばマウスピース矯正は、多くの抜歯を伴うような重度の歯並びのズレを治療するのには適していません。いわゆる出っ歯や叢生(乱ぐい歯)はその代表例です。その場合はマウスピース矯正を諦めて、ワイヤー式矯正や抜歯を伴う治療を選択しなければなりません。

マウスピース矯正ができない症例に関しては、この記事の後半でより詳しく解説します。
 

●紛失しないようにする

マウスピース矯正では、患者本人の手で装置の取り外しが可能な分、装置を紛失する恐れがあります。シュアスマイル・アライナーやインビザラインは軽く透明なプラスチック素材でできているので元々紛失しやすく、取り扱いには注意が必要です。

装置をつけたままでは飲食はできないため、食事の際や歯磨きの際は、都度装置を外し、終わったら付け直します。特に、お酒が入る食事の席ではアルコールが回って注意散漫になりがちなので、うっかり付け忘れて紛失しかねません。

マウスピース(アライナー)を一度外したら手元から離さず、終わったら付け直す習慣を付けるとよいでしょう。
 

●衛生面に気を遣う必要がある

シュアスマイル・アライナーやインビザラインの衛生管理に気を遣わなければならない点もデメリットとして挙げられます。シュアスマイル・アライナーやインビザラインは飲食のたびに装置を取り外して、歯を磨いてから装着し直す必要があります。例えば喫茶店でコーヒーを飲む・夕方におやつを食べるといった間食でも、装置を取り外して歯を磨かなければなりません。

ドリンクを飲む際も、基本的に装置は外します。装着したままで熱いお茶やコーヒーを飲むと、熱で変形する恐れがあるからです。紅茶などの色が濃い飲み物は、装置や歯に色が付着する原因です。糖分を多く含む飲み物も虫歯や歯周病になる恐れがあるので、避けるのが無難です。

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マウスピース矯正ができない例



前述のとおり、患者の歯並びの複雑性や口腔の状態などによっては、マウスピース矯正では改善が見込めない場合もあります。治療ができないケースにはどのような状態が該当するか、ポイント別に解説します。
 

1.重度の出っ歯・受け口・叢生

重度の出っ歯受け口叢生の場合、マウスピース矯正での治療が受けられない場合があります。

「出っ歯」とは専門用語で上顎前突と呼ばれ、上の歯が下の歯よりも前方に突き出ている状態を指します。原因は上顎の過度な成長、あるいは下顎の成長不良です。

「受け口」は、専門用語では下顎前突あるいは反対咬合と呼ばれます。下の歯が上の歯よりも前方に突き出ている状態を指し、上顎と下顎の位置のずれが原因で起こります。出っ歯とは逆の状態です。「あごがしゃくれている」と呼ばれる状態は受け口を指します。

「叢生(そうせい)」とは歯並びが一定ではなくアンバランスな状態を指します。顎が成長不全などの原因により小さいままで、口腔内の空間不足により起こります。重度の叢生の場合、歯が本来の位置から大きくずれるため、正常な位置に移動するまで時間がかかり、マウスピース矯正には不向きです。

以上の3つの症状でマウスピースでの矯正が不可能と判断される場合は、他の矯正治療や外科手術などの対応が必要です。
 

2.重度の歯周病・虫歯がある

重度の歯周病虫歯がある場合も、ワイヤーやマウスピースなどの違いにかかわりなく、矯正では治療が困難と判断される場合があります。

歯周病とは、歯垢に潜む細菌の働きにより歯茎の炎症や出血などが起こる病気です。悪化すると、歯をサポートする顎の骨が溶けて歯を失ってしまう恐れがあります。一方、虫歯は病原菌により作り出される酸によって歯のカルシウム部分が溶け、悪化すると穴が空いてしまう病気です。

そもそも矯正とは、使用する装置の違いはあれど、歯に物理的な力を加えて徐々に動かし、いびつな歯並びを改善していく治療です。

歯肉の出血や炎症が激しく、歯がもろくなっているなどの状態は、歯を支える顎の骨も弱体化します。そのため矯正により力が加わると、大切な歯が抜け落ちてしまいかねません。運良く歯を移動できたとしても、歯の根本を支える顎の骨が再生されないかぎりは、骨の上に歯が固定されず、治療に失敗してしまいます。
 

3.抜歯が必要になる場合

抜歯が必要になる症例でも、マウスピース矯正では治療できないケースがあります。

矯正治療を行う際に、歯を移動させるためのスペースが口腔内に不足している場合は、通常は抜歯を行ってスペースを確保します。症状の度合いによりますが、叢生や出っ歯、受け口などは抜歯が行われることが多いです。

抜歯する本数が多いほど歯を移動させる距離は長くなります。マウスピース矯正では、歯を内側に移動させて歯並びを改善する一方、平行移動には不向きです。距離が長い平行移動を伴う治療はマウスピース矯正よりもワイヤー矯正の方が適しています。

抜歯を伴う症例でも、マウスピース矯正を施しつつ、ワイヤー矯正を併用して歯並びが改善される症例もあります。

シュアスマイル・アライナーは、歯の移動効率が良く、抜歯が必要な場合でも治療可能な場合が多いので、K Braces矯正歯科原宿駅前にご相談ください。
 

4.インプラントが入っている

インプラント治療によってあごの骨に埋め込まれた人工歯は、基本的に動かすことができません。そのためインプラントの治療歴がある歯は歯列矯正による治療は不可能です。

インプラント治療では、歯が失われた部分にチタンまたはチタン合金で製造されたインプラントを埋め込んで、人工歯を装着します。見た目・強度・使い心地の点で、入れ歯やブリッジよりも優れているのが特徴です。

歯列矯正では、専用の装置を装着して力を加え、歯根膜を伸びたり縮めたりして歯を移動させることで症状を改善していきます。一方、インプラントが埋め込まれた箇所はすべて人工物で天然の歯根膜が失われている状態なので、いくら歯列矯正で外から力を加えたとしても歯は移動しません。
 

マウスピース矯正ができない場合の治療法

マウスピース矯正が適用できない症例では、ワイヤー矯正、あるいは他の方法で治療を進めます。

例えば、抜歯本数が多く歯の移動距離が長いケースでは、マウスピース矯正では改善が困難でも、ワイヤー矯正なら治療できます。

またマウスピース矯正を主体としつつ、ワイヤー矯正を併用して治療を進めるケースもあります。

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正と比較してより広範囲の症例に適用できます。細かい調整ができるためキレイな状態に歯並びを改善できます。歯の表側にブラケットを装着してワイヤーで歯を動かす方法の他、裏側矯正といって、歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを取り付けて歯列を改善していく方法もあります。裏側矯正は見た目の違和感を抑えられるメリットがあります。ただし表側矯正よりも費用が比較的高額になる傾向があり、治療の初期に発音に影響が出るケースもあります。

重要なのは、自分の歯の状態に合わせて最適な治療方法を選ぶことです。歯科医師のカウンセリングを受け、適切な治療方法を指導してもらいましょう。
 

マウスピース矯正の料金・治療期間の相場



マウスピース矯正に要する料金や治療期間は、治療範囲や症状の種類、重度などにより異なります。ここでは相場を簡単にご紹介します。

例えば、マウスピース矯正で歯全体を矯正したい場合、目安として1~2年程度の期間を要します。費用の見積もりは100万円程度です。

以上はあくまで大まかな目安です。自分が改善したい症状に関して大まかな費用感や治療期間を把握したい場合は、実際にマウスピース矯正での治療を提供している医院で無料カウンセリングを受けるのがおすすめです。

次の表は、全体矯正をする場合のマウスピース矯正とその他の矯正の比較です。クリニックによって差があるので、参考程度にご確認ください。
 
治療方法
治療期間
費用
裏側矯正
1年~3年前後 80万~100万円程度
表側矯正
1年~3年前後 100万~150万円程度
マウスピース矯正
1年~2年前後 80万~100万円程度
 
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治療の流れ

マウスピース矯正の治療はどのような流れで進んでいくのでしょうか。基本的な一連の流れをご説明します。

1.カウンセリング
歯科医師あるいは専門のスタッフによるカウンセリングを受けます。

患者から歯に関する悩みや矯正に対するニーズ、不安などをヒアリングします。さらに実際の歯並びの状態を確認した上で、大まかな治療内容・治療期間・お支払い方法などの説明があります。

カウンセリングは無料というクリニックもあれば、初診料だけかかる・カウンセリング料がかかるクリニックもあります。事前に確認しておきましょう。

2.精密検査
精密検査では、レントゲン撮影やCT撮影、口腔内の写真撮影を行います。検査結果を元に作成した診断結果と治療方法を患者にお伝えし、最終同意が得られたら、本格的な治療の準備に入ります。

3.マウスピースの作製
マウスピースの作製では口腔内をスキャニングします。取得された3Dデータを元にマウスピース、つまりインビザラインの作成に入ります。患者には3D専用の動画を使用して治療計画を説明します。

4.治療開始
スキャニングから1~1カ月半後、出来上がったシュアスマイル・アライナーやインビザラインが届いたら、クリニックからメールや電話で連絡が来ます。シュアスマイル・アライナーを受け取り、いよいよ本格的な治療が始まります。初回では、シュアスマイル・アライナーの取り外し方や取り扱い方などを説明します。シュアスマイル・アライナーは1~2週間ごとに患者の手で交換できます。

5.来院を繰り返す
その後、1~3カ月程度の頻度で来院し、定期検査を受けながら、完治まで治療を進めていきます。
 

まとめ

マウスピース矯正には、装置が目立ちにくい、食事や歯磨きなどの際に取り外しできる、口腔内の違和感が少ない、通院回数が少ないなど複数のメリットがあります。関心がある方は、まずは歯科医師に相談してみるのがおすすめです。

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