3Dデジタル矯正のオーダーメイドのカスタムワイヤー
2019.12.18
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
- 日本成人矯正歯科学会 認定医
- アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
- デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
- アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
【目次】
矯正治療に使用するワイヤーの精度はとても重要
実際の3Dデジタル矯正での設計を見てみましょう
みなさま、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林 聡美です。
今回は、デジタル矯正システムで用いるカスタムワイヤーについてお話したいと思います。
デジタル矯正システムを用いることによって詳細な情報を基にした診断を行うことができ、効率的で安全な治療計画の立案か可能であることは、このコラムでもご紹介させていただいております。
3Dデジタル矯正の3Dモデルを説明します
「kawaii矯正」と「3Dデジタル矯正」「加速矯正」について
この効率的な歯の移動を可能にするのは患者さまごとにオーダーメイドで作製されたカスタムワイヤーを用いているからなのです。
一見単なる針金に見えますが、ワイヤーが引っ張る力で患者さまの歯列を矯正していきますので、その設計がとても重要となります。
従来のワイヤーはアナログ製作
従来のワイヤーは、既製のアーチ型ワイヤーを調整する方法と、矯正歯科医が自らワイヤーを曲げて作成する方法があります。
矯正歯科医が作成する方がより精度が高いのですが、それでもアナログなのでどうしても曖昧なところが出てきてしまいます。
またクオリティが歯科医の腕次第となりますので、どうしても品質にばらつきが出てきてしまいます。
それをデジタルで精密に製作できるのがこの3Dデジタル矯正の最大の強みのひとつです。
完全にデジタルなので非常に高精度、品質のばらつきの心配も全くありません。
大きな凸凹を治療の初期で改善し、これからカスタムワイヤーでの治療を行う段階です。
この状態を歯科用CTおよび3D口腔内スキャナーのデータからモデル化します。
▼モデル化した画像がこちらです。
歯の形だけではなく、矯正装置(ブラケット)の形と正確な位置が再現されていることがお分かりいただけると思います。
このモデルを基に最終的な治療プランを考え、最終的な歯の位置を決定し、カスタムワイヤーの設計を行います。
▼下の画像が設計されたカスタムワイヤーのデータです。
歯の位置が決まれば自動でカスタムワイヤーが設計されます。
▼このワイヤーのデータを基に、最新のロボット技術で患者さまごとのオーダーメイドのカスタムワイヤーを作製します。
▼写真は実際にカスタムワイヤーが装着された状態です。
上の画像と比較してみてください。コンピューターの設計とロボットが実際に作成したカスタムワイヤーは全く同じです。
シミュレーション通りに治療が終了
▼そして治療が終了した口腔内の写真です。
▼下はシミュレーション時の最終的な歯列です。比べてみてください。
シミュレーションと非常に近い状態で治療が終了しました。
予測モデル(シミュレーション)と比べてみると、プラン通りに短期間で正確に歯が動いていることがお分かりいただけると思います。 なおカスタムワイヤーの装着期間は6か月でした。
K Braces矯正歯科原宿駅前では最新のデジタル矯正で短い治療期間で、3Dデジタル矯正での高いクオリティの治療を行なっております。矯正治療に使用するワイヤーの精度はとても重要
実際の3Dデジタル矯正での設計を見てみましょう
みなさま、こんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林 聡美です。
今回は、デジタル矯正システムで用いるカスタムワイヤーについてお話したいと思います。
デジタル矯正システムを用いることによって詳細な情報を基にした診断を行うことができ、効率的で安全な治療計画の立案か可能であることは、このコラムでもご紹介させていただいております。
3Dデジタル矯正の3Dモデルを説明します
「kawaii矯正」と「3Dデジタル矯正」「加速矯正」について
この効率的な歯の移動を可能にするのは患者さまごとにオーダーメイドで作製されたカスタムワイヤーを用いているからなのです。
矯正治療に使用するワイヤーの精度はとても重要
表側矯正や裏側矯正は、ワイヤーの力で矯正治療を進めていきます。ブラケットという装置でワイヤーを歯に固定するオーソドックスな治療法です。一見単なる針金に見えますが、ワイヤーが引っ張る力で患者さまの歯列を矯正していきますので、その設計がとても重要となります。
従来のワイヤーはアナログ製作
従来のワイヤーは、既製のアーチ型ワイヤーを調整する方法と、矯正歯科医が自らワイヤーを曲げて作成する方法があります。
矯正歯科医が作成する方がより精度が高いのですが、それでもアナログなのでどうしても曖昧なところが出てきてしまいます。
またクオリティが歯科医の腕次第となりますので、どうしても品質にばらつきが出てきてしまいます。
それをデジタルで精密に製作できるのがこの3Dデジタル矯正の最大の強みのひとつです。
コンピューターがカスタムワイヤーを自動で設計します
3Dデジタル矯正は、カスタムワイヤーを患者さまの3Dモデルを基にコンピュータで設計し、最新のロボット技術により作製されます。完全にデジタルなので非常に高精度、品質のばらつきの心配も全くありません。
実際の3Dデジタル矯正での設計を見てみましょう
▼こちらは患者さまの口腔内の写真です。矯正装置(ブラケットといいます)のみを装着しています。大きな凸凹を治療の初期で改善し、これからカスタムワイヤーでの治療を行う段階です。
この状態を歯科用CTおよび3D口腔内スキャナーのデータからモデル化します。
▼モデル化した画像がこちらです。
歯の形だけではなく、矯正装置(ブラケット)の形と正確な位置が再現されていることがお分かりいただけると思います。
矯正治療と技術の進歩を実感できる3Dモデルです。
このモデルを基に最終的な治療プランを考え、最終的な歯の位置を決定し、カスタムワイヤーの設計を行います。
▼下の画像が設計されたカスタムワイヤーのデータです。
歯の位置が決まれば自動でカスタムワイヤーが設計されます。
▼このワイヤーのデータを基に、最新のロボット技術で患者さまごとのオーダーメイドのカスタムワイヤーを作製します。
▼写真は実際にカスタムワイヤーが装着された状態です。
上の画像と比較してみてください。コンピューターの設計とロボットが実際に作成したカスタムワイヤーは全く同じです。
シミュレーション通りに治療が終了
▼そして治療が終了した口腔内の写真です。
▼下はシミュレーション時の最終的な歯列です。比べてみてください。
シミュレーションと非常に近い状態で治療が終了しました。
予測モデル(シミュレーション)と比べてみると、プラン通りに短期間で正確に歯が動いていることがお分かりいただけると思います。 なおカスタムワイヤーの装着期間は6か月でした。
みなさまにこの3Dデジタル矯正を知って頂き、ぜひ安心してご来院頂ければと思っております。
3Dデジタル矯正についてのご質問もお問い合わせからお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。無料カウンセリングもぜひお気軽にいらしてください。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
3Dデジタル矯正の3Dモデルを説明します。
最短6か月の治療期間を最新のデジタル矯正で実現しています。