症例:重度の歯の凸凹(叢生)、出っ歯(前方突出)、八重歯の治療例
2019.06.04
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
- 日本成人矯正歯科学会 認定医
- アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
- デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
- アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
【目次】
「八重歯がかわいい!」から「八重歯を治したい!」へ
八重歯は叢生と出っ歯を併発していることが多いです
患者様へのご説明、治療プランの決定
大切な正中線は注意深く合わせていきました
治療期間は25ヶ月を要しました
八重歯の症例のコラムを併せて参考にしてください
みなさまこんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は、歯の凸凹と八重歯が気になる方の矯正治療の効果についてお話したいと思います。
昔は「かわいい」と言われていた八重歯ですが、時代が変わるとともに
などだんだん「これは治した方が良いのでは…」とお悩みになり、ご来院される方が増えております。 これまでも八重歯の症例をこちらのコラムで紹介してまいりましたので、併せて参考にご覧ください。 八重歯の治療を希望される方が多いことが分かりますね!
※こちらの記事は今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
左右で非対称の八重歯がとりわけ目立っています。
▼前から見てみるとこのように、前歯が前方に突出している(出っ歯)ことが分かります。
この状態ですととても口が閉じにくく(口唇閉鎖不全といいます)、凸凹の程度も比較的重度です。
口が閉じにくいので、普段の生活にも影響を及ぼしてしまいます。
八重歯と叢生が改善され、とてもすっきりとしたスマイルになりました。患者様も笑顔に自信がついてきた、とおっしゃっていました。
▼また、術前に予測されていた下顎前歯の隙間は、下の写真の様に最小限に抑えられました。
前方突出(出っ歯)も目立たなくなり、お口がとても閉じやすくなりました!
「八重歯がかわいい!」から「八重歯を治したい!」へ
八重歯は叢生と出っ歯を併発していることが多いです
患者様へのご説明、治療プランの決定
大切な正中線は注意深く合わせていきました
治療期間は25ヶ月を要しました
八重歯の症例のコラムを併せて参考にしてください
みなさまこんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は、歯の凸凹と八重歯が気になる方の矯正治療の効果についてお話したいと思います。
「八重歯がかわいい!」から「八重歯を治したい!」へ
現代の日本人の症例で、八重歯の治療をご希望の方が多くなりつつあることはとても良い傾向だと思います。昔は「かわいい」と言われていた八重歯ですが、時代が変わるとともに
●口が閉じにくい
●歯の凸凹が目立ってしまう
●歯磨きがしづらい(虫歯等のリスク)
●歯の凸凹が目立ってしまう
●歯磨きがしづらい(虫歯等のリスク)
などだんだん「これは治した方が良いのでは…」とお悩みになり、ご来院される方が増えております。 これまでも八重歯の症例をこちらのコラムで紹介してまいりましたので、併せて参考にご覧ください。 八重歯の治療を希望される方が多いことが分かりますね!
症例:重度の出っ歯と凸凹(叢生)、八重歯の治療例
症例:重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の犬歯を抜歯しての矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の非抜歯での矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の矯正治療例
私のコラムが、八重歯についての正しい情報を発信し、より良い歯並びの重要性をご理解いただける材料になれば幸いです。 また、このコラムをみて「自分に当てはまるかな?」と思った方はぜひカウンセリングにいらしてください。症例:重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の犬歯を抜歯しての矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の非抜歯での矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の矯正治療例
※こちらの記事は今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
八重歯は叢生と出っ歯を併発していることが多いです
この方は重度の歯の凸凹と八重歯の改善をご希望され来院されました。
▼治療前のスマイルの写真です。
▼治療前のスマイルの写真です。
左右で非対称の八重歯がとりわけ目立っています。
▼口腔内のお写真で、その様子がよく分かります。
上顎の犬歯が八重歯になっているだけでなく、反対咬合になっている部分もありました。
八重歯はこうした様々な不正咬合の結果として現れるものなのです。
上顎の犬歯が八重歯になっているだけでなく、反対咬合になっている部分もありました。
八重歯はこうした様々な不正咬合の結果として現れるものなのです。
▼前から見てみるとこのように、前歯が前方に突出している(出っ歯)ことが分かります。
この状態ですととても口が閉じにくく(口唇閉鎖不全といいます)、凸凹の程度も比較的重度です。
口が閉じにくいので、普段の生活にも影響を及ぼしてしまいます。
患者様へのご説明、治療プランの決定
無料カウンセリングから診断を経て、患者様とリスクや副作用などについてのお話を入念に行い、ご納得を頂けました。
こちらのご説明内容はとても重要な情報ですのでいつも掲載しています。お読みの方はぜひチェックしておいてください。
こちらのご説明内容はとても重要な情報ですのでいつも掲載しています。お読みの方はぜひチェックしておいてください。
診断 | 上顎右側犬歯の低位唇側転位、上下顎重度の叢生、上顎側切歯のcross bite |
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治療法 | 上下左右第一小臼歯の抜歯、表側の矯正装置による治療 |
治療期間 | 2年1ヶ月(通院回数25回) |
治療費 | 表側全体矯正 ¥990,000- 抜歯4本 ¥44,000 精密検査 ¥55,000- ※すべて税込表記です |
リスク | 治療中の虫歯の可能性、上下前歯部の歯根吸収 |
副作用 | 治療中の矯正装置による口内炎、治療後の抜歯部位の後戻り、下顎前歯部のブラックトライアングルの出現 |
矯正治療に関する説明をしっかりと行った後、この患者様は小臼歯の抜歯による表側矯正治療を選択されました。
大切な正中線は注意深く合わせていきました
▼治療後のスマイルの写真です。
八重歯と叢生が改善され、とてもすっきりとしたスマイルになりました。患者様も笑顔に自信がついてきた、とおっしゃっていました。
▼また、術前に予測されていた下顎前歯の隙間は、下の写真の様に最小限に抑えられました。
前方突出(出っ歯)も目立たなくなり、お口がとても閉じやすくなりました!
治療期間は25ヶ月を要しました
治療期間は2年1ヶ月でした。治療期間が少し長引いた原因は、正中線をしっかりあわせていくことに時間が必要だったからです。
正中線を合わせることは見た目の美しさはもちろんですが、噛み合わせに大きな影響を及ぼすので、慎重に行わなければなりません。
●抜歯とその後の凸凹の改善:6ヶ月
●抜歯したスペースの閉鎖:12ヶ月
●最終的な咬み合せと配列の調整:7ヶ月
●抜歯したスペースの閉鎖:12ヶ月
●最終的な咬み合せと配列の調整:7ヶ月
八重歯の症例のコラムを併せて参考にしてください
八重歯の治療例は多いです。こちらのコラムもぜひご参考にしてください!
症例:重度の出っ歯と凸凹(叢生)、八重歯の治療例
症例:重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の犬歯を抜歯しての矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の非抜歯での矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の矯正治療例
症例:重度の歯の凸凹(叢生)と八重歯の治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の犬歯を抜歯しての矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の非抜歯での矯正治療例
症例:歯の凸凹(叢生)と八重歯の矯正治療例
適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、短い治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。
今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。
今後も、皆様の参考になるような術前術後の症例をご紹介をして参ります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。