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出っ歯、口ゴボ、過蓋咬合の矯正治療例(kawaii矯正)

2020.09.18
監修
K Braces矯正歯科原宿駅前
院長 小林聡美 Satomi Kobayashi
  • アメリカアラインテクノロジー社認定 インビザライン専門ドクター
  • デンツプライシロナ社認定 SureSmile Advance/Orhto/Aligner 認定クリニック院長
  • アラガン社認定 VST:Very Sophisticated Treatment 施注資格ドクター
都内矯正専門クリニック 院長を経て、
平成30年にK Braces矯正歯科原宿駅前院長就任。
発表論文、テレビ出演多数。
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【目次】
口ゴボがとても気になり矯正治療を決意

患者様へのご説明、治療プランの決定

抜歯の本数を少なくしての治療

kawaii矯正を楽しみたい!

kawaii矯正の実例集です

治療期間は、2年1ヶ月(25か月)でした

参考文献(サイト)



みなさんこんにちは。K Braces矯正歯科原宿駅前 院長の小林聡美です。
今回は
出っ歯
口ゴボ
ディープバイト(過蓋咬合)
kawaii矯正で治療を行った症例について報告させていただきます。
※こちらの記事は今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。
 

口ゴボがとても気になり矯正治療を決意


18歳女性。口ゴボ(口元突出、口元が出ている状態)の改善のご希望で来院されました。

横顔の写真ではいわゆる「口ゴボ」の状態であることがわかります。
患者さまはこの口ゴボを大変気にされていました。
顎には若干ですが梅干しジワもみられました。

口ゴボの大きな原因はディープバイトと出っ歯
▼初診時の口腔内の写真を見てみましょう。


上の前歯が突出していることが分かります。
また、前歯のかみ合わせも深く、ディープバイト(過蓋咬合)の状態を示しています。
この「出っ歯」で上唇が出っ張り、ディープバイトで下顎が引っ込んで見えることで口ゴボの状態になってしまっています。

患者様へのご説明、治療プランの決定

無料カウンセリングから診断を経て、患者様とリスクや副作用などについてのお話を入念に行い、ご納得を頂けました。
こちらのご説明内容はとても重要な情報ですのでいつも掲載しています。お読みの方はぜひチェックしておいてください。
診断 上顎前歯の唇側傾斜、deepbite、上下顎の叢生、上顎側切歯のcross bite
治療法 上顎左右第一小臼歯の抜歯、表側矯正装置(kawaii矯正)による治療
治療期間 2年1ヶ月
治療費 85万円(税別)※学生割引適用価格
リスク 治療中の虫歯の可能性、上顎前歯部の歯根吸収
副作用 治療中の矯正装置による口内炎、治療後の抜歯部位の後戻り
※kawaii矯正は、毎回の調整時(調整料:5,000円(税別))にモジュール、エラスティックをお好きなものにカスタマイズできます。
※kawaii矯正は治療ごとに調整料5,000円(税別)が発生します。
 

抜歯の本数を少なくしての治療

最初の治療計画では、上下顎4本の小臼歯を抜歯して前歯を後退させる治療計画をご提案しましたが、歯を抜く本数を少なくしたいとのご要望がありました。
そのご希望に沿う形でより患者様が受け入れやすい治療計画を提案させていただきました。
治療計画を立てるにあたり患者さまとの意識のすり合わせはとても大切なものです。
結果、上顎のみの抜歯で可能な限り前歯を後退させ歯並び咬み合わせの改善を行うことになりました。
 

kawaii矯正を楽しみたい!

今回患者さまが表側矯正をお選びになったのは当クリニックオリジナルの「kawaii矯正」を楽しみたいというのが大きな動機でした。
kawaii矯正は、表側矯正装置を可愛く装飾することで、治療中も積極的にお洒落を楽しもうという「見せる矯正」です。
 

kawaii矯正のメリットは大きく二つあります。

●可愛くおしゃれに演出できる
 
普段は飾ることのない「歯」というパーツを、まるでピアスのように飾ることができます。
●歯並びが目立たない!
これは実は大きなポイントなのですが、装飾することで歯並びが目立たなくなります。「見せる矯正」ですが歯並びをやんわりと隠すことができますので、矯正治療中に歯並びを気にすることがグッと減ります。
 
このようにkawaii矯正は矯正治療中のストレスを大きく軽減することができると実感しています。
 

kawaii矯正の実例集です

患者さまのkawaii矯正をいくつかご紹介します。
 
▼四色使っていますが派手さはそれほどありません。


 

▼パステル調の色調がお好みの患者さま。


 

▼ビビッドなブルーと赤を奥歯にアクセントに使っているのがお分かりになりますでしょうか。


 

▼こちらはピンク一色にしたものです。


 
 

▼キュートな色調。ピンクが好きな患者さまです。


 

…お気づきでしょうか?
上から下に時系列に並んでいますが、歯並びの違いがあまり目立ちませんね。
 
このように矯正治療中も歯並びを気にせず大きな笑顔で生活することができる、それがkawaii矯正の素晴らしいところです。
 
kawaii矯正を楽しみながら口ゴボが改善されました!
 

治療後の写真です。
▼大変スッキリした横顔になりました!


 
▼出っ歯とディープバイトも改善されました。

 

治療期間は、2年1ヶ月(25か月)でした

最初の治療計画よりも抜歯の本数を少なくした分若干治療期間が長くなりましたが、治療期間中kawaii矯正を楽しむことができて良かったと患者さま。
 
抜歯とその後の凸凹の改善:6ヶ月
抜歯したスペースの閉鎖:12ヶ月
最終的な咬み合せと配列の調整:7ヶ月

 

出っ歯とディープバイトが改善され、とても良い歯並びとかみ合わせを得ることができました。
上顎のみの抜歯でしたが口ゴボの改善も行うことができ、ご本人もとても満足していただきました。
また、kawaii矯正で矯正治療中もとても楽しめたとお話してくださいました。
 

参考文献(サイト)

Deepbite(ディープバイト)の治療は治療計画の立案がとても大切です。
https://www.ajodo.org/article/S0889-5406(12)00580-X/pdf
 

Deepbite(ディープバイト)の治療は矯正用インプラント(ミニスクリュー)が用いられることが多くなりました。
https://www.ajodo.org/article/S0889-5406(18)30930-2/pdf
 
 
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
 

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